プリアンプ

サンバレーSV−3

 アンプと意匠を合せるために、電源スイッチをアメリカ製のトグルスイッチに、ノブ類は鈴蘭堂のアルミ削り出し品に、インシュレーターはサンオーディオ製にそれぞれパーツ交換しています。また電源ケーブルはベルデン製に変更。
 Rコアトランス使用。真空管はスベトラーナ6N1P。組立は簡単で2から3時間で完成してしまいます。神経を使うところは真空管の足元のCR類のはんだ付けくらいのものです。
 ハムは皆無ですが、スピーカーに耳を近づけると少しサーノイズが聞こえます。それでもやはり、CD直結よりボリューム感のある太い音で小音量時のリニアリティが増したようです。トーンコントロールは中音域に影響を与えない方式をとられているとの事。ロックやポップスを聞くときにバスを利かせるとサブウーハーがいらないくらい低音がでます。高域も自然な感じで増すようです。
入力チャンネルは2系統しかないので片方に自作のセレクターを接続。(この機種の新型SV−3 Ver2では3系統になっています。)
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内部

左上がRコア電源トランス、トランスの下が電源回路、各種ノブの上に信号回路を配置しています。真空管の下にはCR類を足に直接はんだ付け。
一部の部品の足は伸縮チューブでシールドすることになっています。小信号を扱うプリアンプのため信号入り口からのシールド線の端は丁寧に伸縮チューブで処理することが指定されています。 フィルムコンデンサーは基本的に無極性なのでしょうが、このキットでは各フィルムコンデンサーに方向のしるしをつけています。”良い音をゲットするためにもぜひ守ってください。”とマニュアルには書かれています。興味のある所です。

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