趣味の鉄道の部屋

1980年代初頭 まだたくさん残っていた旧型客車 重厚な走行音とシックな車内のつくり、手動の扉となにより蒸気機関車時代の面影を色濃く残していた魅力あふれる車両たち。かつて全国で活躍していたキハ80系特急用気動車、10系寝台車等を紹介していきます。

1.福知山線(尼崎港〜福知山)の旧型客車
昭和61年に福知山線が電化されるまでディーゼルカーとともにDD51が牽引する客車による普通列車が活躍。
昭和60年までは旧型客車も多く見られ、大阪から気軽に古い汽車旅が楽しめる路線として多くのファンに親しまれていました。

2.福知山線の特急まつかぜ号
昭和60年にキハ181系に変わるまで24年間活躍したキハ80系 大阪を朝8時にでるまつかぜ1号は福知山線のクイーンとして君臨していました。グリーン車2両と食堂車をしたがえた13両編成が走る様は圧巻で、国鉄黄金時代の最後の名残でした。

3.根室本線の急行まりも4号
10系寝台車最後の砦、北海道に最後まで残ったオロネ10.手動ドアの旧型客車とは思えない豪華な設備をほこっていました。また10系寝台車オハネフ12は寝台幅52センチで3段という窮屈な一夜をすごす車両でしたがなんともいえない情緒があり、いまでは懐かしい思い出の車両です。

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